誰もが当たり前に「普通」な暮らしを選択できる社会を…
2000年大学を卒業した私は、特別支援学校を卒業したばかりのある障害のある方と出会いました。そして、その彼は私と出逢って約2年後入所施設に。その前日、その彼の目には大粒の涙がたまっていました…。彼の願いは、悲しみは、何だったのだろうか…?彼は自分の人生をちゃんと選択してこれたのだろうか…?自分の非力さと共に、さまざまな「問い」で頭はいっぱいでした。
2018年神戸大学では、『自己決定は所得や学歴よりも幸福感に強い影響を与える』という研究結果を発表しています。(2018,幸福感と自己決定,西村和雄)エスカレーター式の教育、こどもの貧困、孤独…。様々な社会背景の中、こども・若者は、将来を夢見て、「今」を自分で選択し、決定することができているのでしょうか?
めまぐるしく変化していく今、こども・若者には、安心安全でかつしっかりと自分の声を聴いてくれる場と、チャレンジできる場が必要です。ピープラスでは、2007年市民団体Uppleの設立から、「対話」と「ナナメの関係」を大切にしながら、そんな2つの場を届けてきました。
日本の未来を創るこども・若者のこころに小さな火を灯し、「ありのままでいいんだ」と自分自身を認め、「次」へと歩みを進める勇気を抱く。そんなきっかけを届けていきます。そして、そんな取り組みを多様なプレイヤーの皆さんと協働させていただくことで、「支えつつ、支えられる社会づくり」を目指して活動していきます。
名称 | 一般社団法人ピープラス |
---|---|
事務所 | 福岡県北九州市八幡西区折尾2丁目4-19 堺アパート1号室 |
沿革 |
|
定款 | PDFはこちら |
役員 |
|
2007年
学生2名と現代表にて、こどもたちの体験活動の補完を目的に、市民団体「Upple」設立
初の教育キャンプ「地球列車みらい号」を黒崎岡田神社にて3泊4日で開催(国際ワークキャンプ北九州の受け入れもスタート)
2008年
教育キャンプ「地球列車みらい号」を皿倉ふれあいの家北九州にて4泊5日で開催
2009年
拠点を平尾台に変更。教育キャンプ「地球列車みらい号」を7泊8日で開催
2011年
宮城県登米市への訪問をスタート(ひらおだい自然塾と合同)
2012年
福島県南相馬市のこどもたちを北九州に招待するキャンプ「Smilink Camp」の実行委員会に参画(実行委員長)【2017年まで実施】
2013年
カンボジア農村地域のフリースクール「CIFTO」への訪問活動をスタート
宮城県登米市、福島県南相馬市への訪問「Smilink東⇔北」をスタート【2018年まで実施】
1泊2日の教育キャンプ「森語り体験キャンプ」を糸島などでスタート【2016年まで実施】
福岡県内初の「カタリ場」を北九州市内中学校にて実施
2015年
「マイプロジェクトスタートアップキャンプ」を開催!(全国3番目)〈北九州市共催〉
「マイプロジェクトアワード九州サミット」を開催!(全国3か所目)〈北九州市共催〉
2016年
熊本県益城町のこどもたちを北九州に招待するキャンプ「ましきたKidsCamp」をスタート【2018年まで実施】〈北九州市共催〉
未就学児対象のキャンプ「ちびっこわんぱく隊」スタート
2017年
八幡西区則松小学校のこどもたちの放課後の居場所「のりっこベース」をスタート【2019年まで実施(現在、休止中)】
高校生・大学生・社会人がゆるくつながる居場所「めし部」をスタート
2018年
障害のあるなしに関わらず、だれもが参加できるキャンプ「みんなのキャンプ」をスタート【2019年まで実施】
各種体験活動を提供する「キラちゃれKids」スタート
日帰り・1泊2日の自然体験キャンプ「しぜんのこ体験キャンプ」スタート
福岡県内初の「シゴトのチカラ」を北九州市内高校にて実施
2020年
オンラインインターンシッププロジェクトを3者合同にて実施
オンラインカタリ場の開催
2023年
社会人向けプログラム「ディスカバリーマイギャップ」をスタート